カブトガニ博物館


カブト

カブトガニってご存じですか?
瀬戸内の人でしたら、カブトガニという名を耳にしたり、実物を見たりということもとあると思いますが、全国的な知名度はどの程度なのでしょうか。
生きている化石とも言われる節足動物で、天然記念物に指定されています。
地質時代に栄え、現在は世界に五種のみ現存し、うち一種がこの瀬戸内海にも生息しています。
そのカブトガニの世界唯一の博物館が、岡山県笠岡市にあります。
カブトガニの進化をわかりやすく映像で解説するシアタ−やカンブリア紀デボン紀ジュラ紀のジオラマ、そして生きたカブトガニを見ることができます。

写真カブト

写真を見て、ちょっと苦手・・・と思われた方も、子供のカブトガニはちょこちょこと泳いでとてもかわいかったことを付け加えておきます。
建物もカブトガニを模してあり、2階からの景色(笠岡湾?)もすてきです。
また、前庭には7種8体の実物大の恐竜模型が展示されている恐竜公園があり、よく見るとカブトガニの形をした芝生の囲みもあります。

写真恐竜

子供向けのアスレチックコ−ナ−やログハウスの休憩所もありますので、お弁当持参で行くのも良いかもしれません。
追記 すぐ隣の神島(こうのしま)まで足をのばして、民宿などで新鮮な海の幸をいただくほうが大人は嬉しい気もします。

正式名称 笠岡市立カブトガニ博物館
所在地  岡山県笠岡市横島1946−2 電話 0865−67−2477
開館時間 9:00〜17:00
入館料  一般520円、高校生310円、小中学生210円
駐車場  有り。無料。
アクセス JR笠岡駅から井笠バス神島循環線(4番のりば)乗車「カブトガニ博物館前」下車
     車の場合は、山陽自動車道を利用し、笠岡インタ−から約10km。


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